●生活の基本編 #12 ドイツのお役所は曲者
- あさひ
- 2025年6月4日
- 読了時間: 4分
●生活の基本編 #12 ドイツのお役所は曲者
2025.6執筆
結論:時間には余裕を持って行け
できないと言われても食い下がれ
ドイツに長期滞在する場合は
住民登録といって役所に行って書類を提出する必要があります。
帰国する際も登録抹消書類を提出します。
日本でいう転入・転出届みたいな感じです。
入居/退去する際に
大家さんから住民登録/抹消の書類(紙1枚)をもらえるので、
それを役所に出しに行くだけなのですが、
これがなかなか苦労したりします。
私が住んでいた地域の場合ですが、
役所の入口に受付の機械が置いてあり、
自分の用件を選んで整理券をもらうパターンでした。
この整理券が役所オープンと同時に
朝イチで取りに行かないとすぐなくなってしまうのです。

↑Kaarst(カールスト)の役所。美術館とか博物館みたいなモダンな見た目でオシャレ!

↑役所の営業時間。基本的に8時半~12時までという短さ!

↑これがその整理券。
整理券の機械が一応多言語対応だったのですが、英語と中国語とウクライナ語?ぐらい変更できませんでした。
私は英語能力ゼロなのでもちろんそのままドイツ語で触ったのですが
役所関係の単語は難しいものも多く、自分の用件がどれなのか分からず戸惑いました。
列の後ろの人に自分の書類を見せて、「この書類ならどのボタン?」と身振り手振りで聞いて助けてもらいました。
私は帰国間際で登録抹消書類を出しに行った際、
かなり時間に余裕をもって家を出て役所に向かったのですが、
バスが1時間近く遅れてきたため
オープンに間に合わず整理券は売り切れでした。
帰国までに役所に行ける日がその日しかなかったので、
受付に今日どうしても提出したいと言いに行きましたが、
「また明日の朝来て整理券を取れ」の1点張り。
その時たまたまWGのルームメイトがついてきてくれていたのですが、
「横にいるあなたの友だちに書類を預けてまた出しに来させろ」とも言われました。
たしかに整理券を取れなかった私が悪いのですが……
役所に限った話ではないですが、
ドイツの場合担当者によって言うことが違うこともざらにあるので、
もちろん理不尽に何でもかんでも希望を押し通そうとするのは良くないですが、
1度で諦めずに食い下がることも時には必要です。
なので、別の職員さんにもう一度交渉してみました。
私が事情を話すとその職員さんは「いつ日本に帰るの?」と聞いてきたので、
「明日帰るんだ」と言いました。
※実際の帰国は何日か後だったのですが、
本当にその日しか役所に来れない状況だったのであえて明日と言い切りました。
すると
「ホームページに載ってる役所のメールアドレスに
その書類の写真を送って。
書類は念のため横にいる友だちに預けておいて」
と言ってくれました。
後日役所宛にメールすると、受け取りましたという返信がちゃんと来ました。
返事は来ないものと思っていたので返信が来ただけでかなり感動しました。
メール提出でいけるなら元からそうしたらいいのに……と思いましたが、
これは私の事情を考慮してくださっての特別措置だったかもしれません。

↑Kaarst(カールスト)の役所の内観。役所には見えない……
ここだけ見ると下記に書いたような病院には見えませんが、
実際に手続きしてもらう個室前の廊下はまるで診察室のようでした。(写真がなくてごめんなさい)
ちなみにドイツの役所がどんな雰囲気なのかというと、
私が行った役所は病院みたいだなと思いました。
診察室のように廊下にドアがいくつも並んでいて、
廊下のイスで待ち、○番の部屋に入ってくださいという表示が電子版に出るので
自分の整理券番号が表示されたら部屋に入る感じでした。
部屋の中は担当者のデスクがドン!とあり、担当者が1人。
デスクを挟んで向き合って座ります。
担当者に1人1つ部屋が固定で割り当てられているようで、
部屋はそれぞれ好きなように担当者がカスタムして良いようでした。
私の担当者は愛犬?のグッズや写真が部屋中に貼られていて、
日本だとありえない公私混同っぷりだったのですが、
犬好きなの?と聞くと嬉しそうにしてました(笑)
日本の役所というと、
イスがたくさん並べられていて
各ブース内でたくさんの職員が忙しく働いていて
呼ばれたブースに行き手続きしてもらうスタイルが多いですよね。
銀行とかもそんな感じですよね。
個室で1対1で対応してもらえるドイツの役所スタイルはおもしろいですね!



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